ボディーランゲージは言語の一つだと実感する

みなさん、「ボールルームへようこそ」という社交ダンスの漫画をご存知でしょうか?

「このマンガがすごい! 2013」の男性編にて第9位でアニメにもなった作品です。作中では、インターナショナルスタイルの社交ダンスを前提に、競技ダンスの模様をメインに描かれています。

ダンスはスポーツや運動と思ってる人も多くいると思いますが、僕の中では

Art(芸術)

Expression(表現)

Communication(コミュニケーション)

なのです。競技ダンスは勝敗があるのでスポーツの要素が強いと思いますが。

実際に約2年半ペアダンスをしていて、「ボールルームへようこそ」を見て、ボディーランゲージも言語の一つだと確信しました。

ボディーランゲージ(英語: body language)とは、肉体の動作を利用した非言語コミュニケーションの一つである。 日本語では直訳して身体言語(しんたいげんご)や身振り言語(みぶりげんご)とも呼ばれる。

話したことはなくても踊るだけで、相手が「関西の人間かそれ以外の地方の人間か」と、「スペイン語圏の人か、それ以外の言語の人か」の違いを感じるからです。

話したことがなくても踊るというのがわかりにくいと思うので背景を説明します。

実際に僕がしているのはサルサをメインにメレンゲやバチャータなので、社交ダンスについては全くわかりません。サルサは社交ダンスより競技人口少ないのでさらに知ってる方が少ないと思いますが、ざっくり言えばもっと庶民的な感じです。南米のカフェのテラス席で好きな曲がかかっていたら踊り出す位のハードルです。

競技ダンスやトーナメントに出たり、パフォーマンスをするチームではないので踊る相手は固定ではなく、決まっていません。1曲ごとにパートナーが変わります。曲が始まれば基本的にリード役の男性が手を差し伸べて、フォロー役の相手が手を取ったら踊るので話さなくても誘ったり踊ったりというのが発生します。

「普段話す言語や方言のアクセントやイントネーションやリズムによって、全然違う感覚」は何人かの先生や先輩に聞いても、ほどんど共感してもらえませんが、確かに違うのです。

ちなみに僕がメインで師事している先生は基本ペアで教えてくれていて、日系3世のペルー人の先生とその弟子でペアパートナーの日本人の先生です。

日本語に関しては正確には「関西弁を話す先生に関西で習った人」か、「それ以外か」です。東京・名古屋・沖縄など関西圏以外の人も結構来る練習場に行って、踊ると名前聞くより先に「出張で来た?それとも旅行?」とつい聞いてしまって「なんでわかるのか」よく聞き返されます。その練習場は日本に住んでる外国人も旅行で来る外国人も多いので数人程度の違いではなく数十人位「違う」という感覚があるのです。

「スペイン語圏の人か、それ以外の言語の人か」については、スペイン語圏の人は比較的日に焼けた肌の色の人が多いからなんとなくとかではないでんすよ。それ以外の言語で言うとアメリカ人かイギリス人かが違いが一番わかりやすいです。あと、ドイツ人。

カウントが決まっていて技をかけたり受けたりするタイミングが決まっているんですが不思議と違うんですよ。その人独特のリズムや癖や個性じゃないの?と思われるかもしれませんが、それも含めて普段話している、聞いている言語の影響がすごく大きく感じるんです。関西以外の日本語のイントネーションとか話し方を真似するブームとか定期的にあったり、その場の共通言語(大体は英語だったりする)以外のとっさの母語(Fxxkのような)を真似したりするから余計に感じるのかもしれません。

どう違うのか全く言語化出来ないのが申し訳ないのですが違います。

逆に大体の人が共感するけどペアダンスをしていない人ではちょっと信じ難いかもしれないものといえば、「今までなんらかのダンス経験があるフォロワー(女性側)に手を乗せられると1足踏み出す前にわかる」です。

リード側の男性のダンス経験は、ヒップホップとかブレイクダンスとか一人で踊る系のダンスだと手を乗せてみても全くわかりません。

初めての男性でも社交ダンスの経験がある人はたいてい手を乗せる前から見たらだいたいわかります。リーダー(男性側)フォロワー(女性側)ともにどんなにお年をめしていても、相手からも見られていて、相手からも触られることを体感として知っているので、シャツを着ている人の場合たいてい一般量販店のスーツ屋さんの店頭から見える商品ではないシャツしか着てないですし。

ソーシャルディスタンス社会ではなかなか学びにくい分野なので機会があれば一度体験してほしいです。

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