こんばんは、ドイツとアイルランドの元留学生LINGOです。
実際に留学に行くまでほとんどよくわかっていなかった、先に知っておきたかった食事に関するワードをご紹介していきます。
自分自身はお肉大好き。
そんな自分でも色々な考え方や宗教の人とでも、一緒に食事を楽しめるお店も考えてみました。
人によって、同じ宗教でも考え方は様々、宗派や地域によっても変わる可能性があります。
何が食べれるのか実際出会ったら直接その人に聞いてみよう!
ベジタリアン(菜食主義者)
日本で生きていて言い出せない人も多いと思いますが、なかなか言われたことがないからよくわからないという人、僕も実際留学に行くまでそうでした。
どの程度のベジタリアンなのかによって食べられる範囲が変わってきます。
ポーヨー・ベジタリアン(鶏卵菜食)
原則として、卵や鶏肉を食べる菜食主義。
「え?卵はわかるけど、鶏肉食べるの?」と思った方。
わかります。めちゃくちゃわかります。
「四足歩行の動物じゃないから」だそうです。
日本にそんな友人が来たら「焼き鳥屋」に一緒に行けます。
鶏肉食べれるなら一緒に食べれる選択肢がまだまだ他にもあります。
ペスコ・ベジタリアン
魚乳卵菜食主義者。魚介類・卵・乳製品は食べる。
ここのラインは「哺乳類じゃない」だそうです。
魚介類OKだったら、お寿司をはじめとする和食料理がメインのお店なら一緒に楽しめます。
ただ、お寿司の場合、生魚を食べる習慣がある国や地域も少ないですし、「生魚を食べること」自体が怖いか
ら食べない人も一定数います。
生じゃない卵…キャビアとかピータンは食べれますね。
ーーーーここから下が正式なベジタリアンと言われているーーーー
ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian:乳卵菜食)
乳製品と卵は食べる。
このあたりから、みんなの思っているイメージに近いんじゃないでしょうか。
ケーキ屋さんをはじめとするスイーツ中心のお店ならかなり楽しめます。
バーガーキングなら「チーズバイツ」というチーズ揚げがあるからこの層の友人と一緒に入ったことあります。
友人は「チーズバイツ+ポテト+ドリンク」でした。
ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian:乳菜食)
乳製品は食べる。
このあたりから、自分は「食事」を一緒に付き合うのが難しくなってきます。
タピオカ屋は楽しめます!
和菓子系のスイーツ屋なら卵を使っていない製品も多いので、お抹茶屋さんとか冬はぜんざいとかですかね。食事はチーズフォンデュと、昆布だしか醤油だしのうどん・そば屋さんとか。
カツオぶしとかカツオ出汁は忘れがちだけど魚ですからアウトです。
留学中、ラクトベジタリアンをして、体を壊してベジタリアンをやめたのクラスメイトがいました。
体質や食事の内容によってはこのようなこともあるので注意が必要。
ビーガン (Vegan)
乳製品・卵、蜂蜜などの動物性食品を一切食べず、食用以外の、皮革製品・シルク・ウールも排除する。
ここまでなら、今まで知り合った人の中にいます。
しかも数年前から変わったよ、という知人もいます。
皮革製品やウールがダメでも、化繊が大丈夫だったらフリースとか着るのかな。
はちみつ・シルクがダメだったら、化粧品とかに入ってるのもきっとダメなんだろうな。
ヴィーガン食やってるお店に行くしか…
フルータリアン(Fruitarian)
ビーガンの一種で、果物、トマト、ナッツ類等、木に実り植物の生命に関わらない食品のみを食べる。
まだ出会ったことはないけれど、ここまできたら食費めちゃくちゃかかりそうですね。
ハラール(halal)
日本語でハラルと表記されていることも多い。
イスラム法上で、行って良い事や食べることが許されている食材や料理を指す。
ハラールは物(食べ物、飲み物、化粧品)だけではなく事(約束する事、仕事やる事、契約する事も含まれる。
これは聞いたことや見たことがない人が多いんじゃないでしょうか?
僕が留学していたドイツは移民が多いので学校によってはクラスメイトが3分の1位イスラム教の場合がありました。
上の写真のように海外だったらハラルのお店結構あるんですけど、イスラム系のお店の「ハラル」マーク見たことありますか??
日本では厳しいので厳格に守って過ごしている人もいるかもしれませんが、旅行者は少ないと思います。
豚肉だけ避けている人、豚肉と飲酒だけは避けてる人位なら一緒に行けるお店が多いです。
宗教での規則なので、聞いてみたら「(トンカツ屋で)君が何を食べても僕には関係ない、僕とアラー(神)の関係の話だ」と言われたこともあります。
ラーメンは豚骨スープとか豚骨エキスとか入っているから気をつけてください。
ラマダーン(またはラマダン)
ヒジュラ暦(イスラム暦)での第9月。この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。断食といっても、1ヶ月間という期間を完全に絶食するわけではなく、日没から日の出までの間(=夕方以降から翌未明まで)に、一日分の食事を摂る。この食事は普段よりも水分を多くした大麦粥であったり、ヤギのミルクを飲んだりする。
ヒジュラ暦をもとにしているから普段利用している太陽歴のカレンダー上では毎年日にちが異なる。
イスラム教の友達が出来て遊びに行く予定があるなら絶対に知っておきたいですね。
日没ベースの食事かつ、ハラール食。
ヒンドゥー教
牛は神聖な動物として崇拝されているため、タブーとされる食材です。逆に不浄な動物とみなされている豚も食べません。肉食をする人でも、食べられるのは鶏肉と羊肉、ヤギ肉に限られます。
友人のインド人は牛だけは絶対に食べないと言ってたけど、豚については言ってなかったので、この辺も人によるのでしょうね。
習い事でインドから短期来日してた先生は「Coco壱番屋最高‼︎」って言ってました。
トッピング出来るのが珍しいそうです。
インド人とレトルトカレー食べ比べとか一緒に一度してみたい。
コーシャー(Kosher)
コーシャ(コーシャー、コシェル、カシェル、カシュルート等と日本語表記することもある)フードとは、イスラム教徒のハラールフードのように、ユダヤ教徒が食べてもよいとされる「清浄な食品」のこと。ユダヤ教の聖典には食べてもよい食品、食べてはいけない食品が記されている。
牛と鶏が食べれるので、コーシャの検査を受けていないことを気にしない人だったら多くのお店で一緒にご飯を楽しめるはず。
では良い食事を!
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