こんにちは、元ドイツ留学生LINGOです。
2020年3月30日に2020年3月14日の訪問した時の情報を追記しました。
2020年でアウシュビッツ解放75周年だし、せっかくの機会なので最も古い強制収容所のダッハウに行くことになりました。(今年で日本の終戦記念も75周年ですがドイツの方が日本より終戦記念日早いです)
お連れ様もオタク気質なことと、あまりキラキラ系の宮殿に興味が薄いのもあってか、行きたいとご所望でした。
キラキラ系が好きな方はノイシュバンシュタイン城、レジデンツ、ニンフェンブルク宮殿の3カ所回るのがいいかと思います。建築様式としてバロックとかロココとか「ザ・お姫様趣味」全盛期の建物です。
歴史とか廃墟とか好きな方は収容所の観光の方がオススメです。
ダッハウ強制収容所(Konzentrationslager Dachau)
↓公式サイト↓
Besucherinformation – KZ-Gedenkstätte Dachau


移動手段
DB(JRみたいなの)のSバーンのS2 Petershauen /Dachau /Altomunster 行き
RB(路面電車) Ingolstadt/Nuremberg 行き
どちらかに乗ってDachau Bahnhof駅までその後、バスに乗り換えて
bus726 Saubachaiedlung行き KZ-Gesenkstatteで降りる。
わからなくなって、人に道を聞くときは、「KZ(カーツェット)に行きたい」と言えばその駅で降りる人9割はそこに行きます。
公式サイトを見て調べましたが料金や時間については改訂の可能性があるのでご自身でご確認お願いします。
施設情報
入場料:無料(12歳以下非推奨)
営業時間:9:00−17:00
ガイドツアー
英語:毎日11時と13時
ドイツ語:毎日12時
費用:3.5ユーロ
約2時間半
予約不可
毎回30名まで。
インフォメーションセンターで15分前にはチケット買っておいてください。
オーディオガイドは日本語ありません。
4ユーロで貸し出し。
ツアーの時間に間に合わない人、英語もドイツ語も自信がない人はスペイン語とか中国語はあるのでそちらをどうぞ。
ドキュメンタリー映画上映
年齢制限があって12歳以上でないと見れません。
ドイツ語、英語共に1日に5回上映、フランス語とイタリア語は1日1回。
成人していてもアジア人は若く見えるので断られる可能性があるのでパスポートなど年齢がわかるものを忘れずに。
僕自身29歳の時留学してましたが、16歳からビールが買える国なのにスーパーマーケットで「29歳のはずがない、パスポートがないから売れない」と言われたことがあるので年齢確認は日本みたいにふわーっとしてません。しっかり見せないとお店に入れてくれないところとか普通にあります。
カフェテリア
9:00〜17:00
本屋
10:00〜17:00
もし、ツアーに参加して質問がある場合、学校みたいに手をあげて質問してはいけません。↓こういうのです。
敬礼だと思われて捕まる可能性があるので注意してください。場所が場所なだけに知らなかったや、冗談ですまない可能性があります。特に日本語の「はい」というのと敬礼するときの「Heil(ハイル)」は発音も音程も似てるし、ダメ、絶対。
僕が行った時(2013年頃)は、紀伊国屋とかジュンク堂とかの第二次世界大戦コーナーみたいなの想像してたのですが、びっくりするくらいヒトラーに関する本がなかったです。日本の本屋でマンガも書籍も普通に売ってるのは同盟国だったからライセンスを持ってるそうです。調べてみたら禁書になってて読めなかったけれど2015年に著作権のが切れてヒトラーの本を販売できるようになったらしいので今回の本屋コーナーはどのように変わったのか楽しみです。「我が闘争」が再販されて現地でベストセラーになったので関連書籍増えてるだろうと思ってます。
3月12日〜19日のヨーロッパ旅行 レポ その3
施設の様子
2020年3月14日の様子
施設が施設なだけにはしゃいでる人がいないので、施設に来てる人の雰囲気は暗めです。人数は僕たちがいた時間で施設内に50人〜100人位だと思います。ただ施設が広いし、建物もいくつかに分かれてるいるので、目に入った人数です。英語の館内ツアーもドイツ語の館内ツアーも開催されていたので各グループ5人〜9人位でした。毎月の定例追悼イベントの開催は感染防止のために一時中止になっていました。
では、良いご旅行を。