『デジタルネイティブとのジェネレーションギャップ』を感じてしまうアラサー・アラフォーの友人でもわかるようにBlenderのRigidBodyリジッドボディ（剛体）付け方の流れを説明します。
インターネット老人・インターネット中年の方でも挫折しないよう伝えていきます！
前章、前々章で「UV展開＋テクスチャペイント」したサイコロを使って、２パターンのアニメーションを作ります。
色々な動画に応用できるキーフレームを使った動画は次回ご紹介します。
今回は、せっかくサイコロを作ったのでRigidBodyリジッドボディ（剛体）を利用して「物理演算」を使ってサイコロを地面に落としてみましょう。
－画面の操作をする前に－
3D酔い（画面酔い）をしていると感じたら、無理をせず周りの人に一言声をかけて目と身体を少し休ませましょう。
酔いを感じる三半規管は耳にあり、耳と鼻は繋がっています。
３D画面の操作に慣れていない方がマスクをしたまま作業をすると、鼻が覆われているので、マスクなしの状態より過敏になるかも知れません。
ご自身の体調に気をつけながら、少しずつ上達していきましょう。
管理人－この章でのポイント－
RigidBodyリジッドボディ（剛体）を使う
RigidBodyリジッドボディ（剛体）をつける
平面とサイコロにRigidBodyリジッドボディ（剛体）をつけていきます。
layoutモードに戻って下さい。
マテリアルプレビューモードでテクスチャペイントで作った画像が反映されているか確認して見て下さい。
Shift＋aでメッシュから平面を追加して、平面を大きくして下さい。
サイコロの1辺の10倍位にして、好きな色をつけて下さい。
今回2パターン練習しようと思うのでサイコロを複製して、複製した方は後で使うので目のマークで見えなくしておきましょう。
まずは、設定が簡単なものから使ってみましょう。プロパティの「物理演算プロパティ」の中の「リジッドボディ」を選んで下さい。 「物理演算」と聞くと、聞いただけで眠ってしまいそうなほど難しそうな言葉ですが、blenderは優秀なので僕たちの代わりに「物理演算」をこなしてくれます。
RigidBodyリジッドボディ（剛体）とは？
Rigid Body (リジッドボディ = 剛体) を追加すると、ボールが重力で落下して床にぶつかって跳ね返るような現象を計算してくれたり、物理的な挙動を加えることになります。
物理演算を使う
平面の「タイプ」は「パッシブ」
「コリジョン」の「シェイプ」を「凸包」から「メッシュ」に、
サイコロの「タイプ」は「アクティブ」に、「コリジョン」の「シェイプ」を「凸包」から「メッシュ」にして下さい。
サイコロの「表面の反応」は右画像のように設定しましたが、ここの数値を変えるとサイコロの挙動が変わります。 好きな数値にしてみて下さい。
タイムライン
アニメーションを作る時に必要なタイムラインの画面
ビューポートの下の時計マークのウインドウを「⇅＝」部分を引っ張って少し大きくして下さい。
アロパティウィンドウのレンダーメニューに「フレームレート」と「フレーム範囲」があります。
デフォルトでは、開始フレームが1、最終フレームが250、フレームレートが24fpsになっています。 長すぎるので110にしておきましょう。
サイコロの位置を地面から少し離れた位置に持っていって下さい。 なんとこれで「サイコロが地面に当たって転がる」動画が作れました。
管理人実はリジットボディを付ける設定で9割がた完成していたのです。
実際にできているか再生ボタンを押して確認してみましょう。
終了が110だとサイコロが止まりきっていない時は120に設定を変更しましょう。
高さを変えたり、サイコロの角度を変えると、違う目が出たり、地面の部分から出て 下方向に落下したりします。
サイコロの「表面の反応」の数値を変えるとさらに変化が出ます。
是非色々試してみて下さい。
管理人実際に出目で占いも出来るので「六十四掛」などで調べてみてください。
友人次はキーフレームを使った方法の紹介と動画を出力してみよう
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