もし、みなさんが20才の時、100万円手元にあったらどのように使いますか?
18〜20才までフリーターをしていました。
実は、その当時の趣味が貯金だったのですが、20才の冬、使い道を全く考えずに100万円貯まっていたのです。
普通にアルバイトで働いて貯めた訳なんですが、貯めるのは趣味であり、ルーティーンであり、苦労してないんですよね。
当時から喫煙者でお酒も週に何回か飲みに行くし、服も今よりずっと買っていた生活だったのですが、実家暮らしでしたし、なんか普通にしてたら貯まったんです。
1度に100万円丸々使ってみたい
せっかくなら「1度に100万円丸々使ってみたい」と思ったので、100万円前後の使い道は当時限られていました。
- 車を買う
- 海外に旅行に行く
- 株を買う
- 奨学金を還す
など色々考えて悩んでいました。
車を買う
100万円程度の車を見つけても
駐車場+ガソリン代などの維持費がかかる
ので、条件と合わないので却下。
海外に旅行に行く
海外旅行ネタをブログで書いていますが、
住んでいる所の近くにふらっと行く+たまに遠出を思いつきでする
のが好きなので留学中に実際住んでいた場所の近くばかりなのです。
計画的に出かけるのが超苦手。
パスポートも必要だし、海外なんて面倒だと当時は思っていたのです。
株を買う
ようやく「ケータイ小説」が流行り出したり、まだまだスマホがない時代だったし、当時パソコンすら持っていなかったので買わなかった。
証券会社で買えるって発想すらなかった、
まぁ結局、買ってみたくて数年後には買うんですが。
奨学金を還す
母子家庭だったので高校の費用は自分で返済していたのですが、一度に返還しようかとも思ったのですが、奨学金なので利子はかからないし、「100万円を一度に使う実感」が薄いだろうと思ったの今まで通りチビチビ還しました。
ちなみに約200万完済済みです。
人に相談する
結局、いいアイデアがなかったので幼馴染に相談しながら、地元をブラブラ一緒に歩いていたのです。
その時、ばったり幼稚園からの友人と小学校からの友人に久しぶりに出会って近況を報告しあったりしていました。
たまたま、幼馴染は薬剤師、幼稚園からの友人は看護師、小学校からの友人は理学療法士の学校に通っていました。
我々は1000世帯以上ある大きな同じマンションで育ちました。
「〇〇(マンションの名前)村」と呼ばれるほどで、市営住宅ヨロシク宅配業者の窓口が併設されていたり、ATMがあったり、餅つき大会などの行事や老人会などの住人活動も活発な所です。
少し離れたところに大きな有名な病院があるのですが、実際に通院するとなると少し面倒なところでした。
「ちょうどいい大きさの老人ホームか、病院が近くにあれば儲かりそう」
「定年退職した暇な人で、託児所をしたら儲かりそう」
「両方合体してたらさらに儲かりそう」
年に何回か集まる時によくこういう話をしていたのですが、友人が「薬剤師」「看護師」「理学療法士」になって、同業種や似た職種の人材探せば可能なんじゃない?
この中で自分が一番お金が好きだったので、
「(架空のその施設の)会計とか運営を僕がするわ。老人どもをこき使って死期を早めてやる!シルバー人材を有効活用する!」
※打消し線部分が20才当時の実際のセリフです。
と、会話の流れでなったので、100万円を医療事務の専門学校に行く費用に当てればお金も使えるし、その施設のメインの医者はまだ見つかってないけど、とりあえず、最終「自分達が作った老人ホームに入る」までに間に合えば、このバカ話が現実になる可能性がない訳ではない。
そう思って専門学校の資料を取り寄せたのですが、少なくても2年制で200万でした。
現状で100万足りてない状態でしたが、
「働いてその分返せるし、足りなければ学費だからお金も借りやすいし借りればいいや」
位の軽い気持ちで入ることに決めました。
現在
結局、医療事務の専門学校を卒業したけれど、
「老人に優しさを持てない、そもそも老人があまり好きではない」
と改めて気づいたので、病院に一度も就職することなく、留学したり、転職したり、今に至っています。
この専門学校にかかった費用約200万を「無駄にした」とか「全部捨てた」とか言ってくる人がいるんですが、友人は「薬剤師」「看護師」「理学療法士」になって働いているし、僕は医療事務試験も通ったし、簿記も2級は取れたので、「医者」と「土地」と「お金」があれば、いつでもこの話は実現出来るんじゃないかと思っています。
クラウドファウンディングやってみようかな。
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