
PCが先日突然お亡くなりになってしまったので、2022年8月中旬に急遽新しいPCを購入しました。
先月、iPhoneを買い替えたところなので、コスト面もガッツリ見て購入しました。
Unity・Blender用でPCを購入するときに気をつけたポイントや最後まで悩みぬいた候補をご紹介します。
- なんしか3DCGやりたい人
- VR ChatやclusterなどでVRのアバターや小物・ワールドを作ってみたい人
- 自分の作ったアイテムでゲームを作りたい人
などに向けたPC紹介です。
デスクトップ VS ラップトップ(ノートパソコン)

結論は他のPCを持っていない場合、ラップトップ(ノートパソコン)の方が絶対に良いです。
Unity・BlenderのおすすめPCの他のサイトと違う部分が多いと感じる方もいるかもしれないので理由を説明していきます。
- モニター+PC本体のスペースがあるか?
- モニター+PC本体の合わせた費用は?
- 持ち歩く機会が全くないか?
- PCを置く場所にクーラーは付いているか?
この辺りの完全に物理的な問題を手始めにチェックしましょう。
モニター+PC本体のスペースがあるか?
在宅勤務などがある方は、
会社のPC(場合によってはモニターも)を置くスペース
+自分のPCを置くスペース
+モニターを置くスペース
が必要になるので一人暮らしの方や寮で暮らしている方にはかなり手狭になってしまいます。
常に作業中手元が狭いと、長時間作業する場合ストレスがかかります。
なので、実際にメジャーで大きさを測ることもおすすめします。
モニター+PC本体の合わせた費用は?
デスクトップの方が安い、Windowsの方が安いと一般的に言われていますが、あれは嘘です。
- グラフィックボードが高騰した
- 在宅勤務が広がりPC自体も値下がりしにくくなった
などの理由により、よく調べてみると2022年8月中旬の購入時にデスクトップ+モニター もラップトップ(ノートパソコン)もほぼ値段変わらなかったです。



ちなみに僕はたまたま某電気屋にカスタムモデルの売れ残りがあり、数万円安かったのでAppleのMacBook Airを購入しました!
持ち歩く機会が全くないか?
学校やスクール、サークルに持っていく、詳しい人に聞くなど、本当に持ち歩かないと未来の自分に言えるか?もう一度よく考えてください。
さらに詳しい技術や情報を得るために専門のスクールに通おうと思った時に本当に持ち歩かないですか?
可能性が少しでもあるなら、自分自身の機動力を上げるためノートPCの方がオススメです。
PCを置く場所にクーラーは付いているか?
PCは熱くなると性能が落ちます。
もし、メインで作業をする予定の部屋にクーラーがないとPCの調子が悪くなり、イライラすることが増えるかもしれません。
ラップトップ(ノートパソコン)だと、涼しい部屋に移動したり、器具を利用して直接ファンを当てて冷やすこともできます。
Blender・Unity向け用PCの選び方
Blender最低動作環境
Blender公式スペックがこちら


OS | Windows 8.1以降 | iOS 10.13 Intel 以降 |
CPU | 64-bitクアッドコア |
メモリ | 8 GB |
GPU | 2 GB以上(OpenGL 4.3以上対応) |
Blender推奨スペック
CPU | 64-bit 8コア |
メモリ | 16GB |
GPU | 8GB以上 |
Unity最低動作環境 2020 LTS/2021 LTS
OS | Windows 7 (SP1+) | iOS High Sierra 10.13 以降 |
CPU | SSE2 命令セットをサポートする X64 |
GPU | DX10 |
初心者の場合、推奨スペックにする必要はありませんが最低動作環境より「ゆとり」があるスペックの方が望ましいです。
その辺りはお財布と相談してみてください。
PC選びの用語 意味 気をつけること
電気屋さんで聞いた例えがすごくわかりやすかったので、ご紹介します。


CPU
パソコンの頭脳。
処理速度を司る重要なパーツでCPUの数字部分が低いとカクツキやラグが出る。
人がたくさんいたら、作業が早く終わるのと同じです。
10杯のバケツを50m先に持っていくのを1人で1杯ずつ持っていくと往復しながらなので数分かかりますが、10人で同時にバケツを1杯ずつ持っていくと1分もかからないようなものです。
数が大きいと人の数が増えるイメージ。
メモリ
処理を行う作業領域。
複数のソフトを動かしても安定的な動作が可能になる。
一人で一つの作業をするのに十分なスペースがあっても、複数人で複数の作業をすると狭い机では作業がしずらいですよね?
メモリ(作業領域)があるから一度にたくさんのことをすることができることになります。
数が大きいと机が広くなるイメージ。
ストレージ HDD(ハードディスク)SSD
データを保存するパーツ。
必要なアプリやソフト、書類や画像などを保存する領域。
上の棚に仕事で使うオフィスソフト(MicrosoftのExcelやWord)にあたる文房具が入っていて、真ん中の棚には音楽や動画を再生するソフトにあたるスピーカ、下の段には写真や動画が保存されているアルバムやDVDが入っていると考えればイメージしやすいのではないでしょうか?
数が大きいと引き出しの数が増えるイメージ。
GPU(グラフィックボード)
画像処理専門パーツ。
Blender・Unityを使うなら必須機能。
これがないと「サーフィンをしたいのに、サーフボードを持たずに海に行く」のと同じ。
必ずこれが入っているPCを購入しましょう。
購入前に比較した製品
性能と価格のせめぎ合いで残った候補はこちら。
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