LGBTQの記事がコンスタントに読まれているので、LGBTの「+」について調べてみました。
LGBTのLGBについて最近わかってきたけど、Tもまぁなんとなくわかる、でも最近LGBTの後に「Q」とか「A」とか「+」とか付いてる場合があるけど何?
「Q」ってエヴァの映画?
ドラゴンボールの後ろの「Z」とか「GT」とか「超」とかと同じなの?
昭和ネタすぎてついていけない!という方も、ついてきてる方も、わかりやすい表をQuoraで見つけたので紹介していきます。
(Quoraはシリコンバレー発の知識共有実名Q&Aプラットフォームで、日本でいうとYahoo知恵袋の実名版に近いイメージ。)
日本語と英文も交えて調べると、いくつものサイトや説明を読んでも全部微妙に違う気がするので、自分の中の解釈が個人で若干違うものなのだろうと思っています。
「+」とは?
書いている時点で「TTQQIAAP」が+の中に含まれています。
「TTQQIAAP」は、
T:トランスジェンダー
T:トランスセクシャル
Q:クィア
Q:クエスチョニング
I:インターセクシャル
A:アライ
A:アセクシャル
P:パンセクシャル
の頭文字です。
カテゴライズが流動的でさらに細分化されたりここに含まれる言葉が除かれる可能性もあると僕は思っています。
同性愛が病気とされている文化のある国だったり、時代だったり、一般的に知れ渡る度合いだったり、があり「書いている時点で」としています。
トランスジェンダー Transgender
またはトランスジェンダーの中に、トランスセクシャルとトランスジェンダーとトランスヴェスタイトが含まれている場合もある。
トランスセクシャル Transsexual
身体的性と性自認が一致しておらず、
トランスジェンダーの中にはトランスセクシャルではない人もいる。
つまり、身体的性と性自認が一致していないけれどもホルモン治療や外科手術を望まない人も中にはいます。
トランスヴェスタイト Transvestite(クロスドレッサーCross-dresser)
性的指向(恋愛対象の性)と性自認(自分自身の自覚している性別)については言及されない。
細かく言えば、トランスヴェスタイトとクロスドレッサーが分けられる場合もある。
海外の記事には入っていない場合が多いけど日本の記事は入っている場合が多い単語。
クィア Queer
セクシュアルマイノリティ全体を差別する意味で昔は使われていたが、現在はセクシャルマイノリティの総称としての意味合いのが強い。
一般的な英語の意味は、変な、不思議な、風変わりな、奇妙な、など。
クエスチョニング Questioning
Xジェンダーはクエスチョニング に近いが若干異なる。
日本独自の細分化。
Xジェンダー
主な分類は、両性・中性・無性・不定性。
インターセックス Intersex
インターセックスの人々は、完全に女性でも男性でもない身体的、ホルモン的、または遺伝的特徴を持って生まれてくる女性でも男性でもない性。
インターセックスには多くの形態が存在する。
すごくわかりやすい漫画があってこちらの2つです。
アライ Ally
LGBT +の個人またはグループと一緒になって問題を調整し、サポートをしたりする人。
アセクシャル Asexual
アセクシャルの人は性的魅力をほとんどまたは全く感じない。
アセクシャルは、性的指向の一種であり、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルなどの他の指向と同じで、禁欲とは違う。
パンセクシャル Pansexual
ジェンダーとセックスが他人への恋愛や性的魅力の要因を決定するものではない。
バイセクシュアルとの違い
バイbiは「2」を意味し、パンpanは「すべて」を意味する。
男女の性別に惹かれるか、すべての性の人に惹かれるかで異なります。
実際には、バイセクシュアルを、特定の性にのみ性的に惹かれているわけではない人々を単に説明する方法であると考える人もいます。
自分の場合
改名するまではトランスセクシャルの傾向が強かったけれど、改名後はXジェンダーの不定性状態が長いです。
改名するまでは、本当に身体的性別に合わせて服や靴を着用することが辛かったです。
特に学校の制服ですね。
私服は異性の服しか着れない時期がありました。
小中高の制服が辛いことを親には伝えていたんですけど、着なくてはいけなかったので、リストカットや第二次性徴を止めるために吐き戻しを繰り返していました。
吐きダコが20代半ばまであったのですが20代後半を越えると肉体がついていかなくなったので今はないです。
自傷行為も健康や体力がいるんやで。
今でも身体的性別に合わせた服や靴を履くのが辛い日があるので、職場で伝えたことがありますが当初、どちらでも良いと聞いていたけど決まっているので無理と言われました。
ちゃんと総務とか適切な部署に聞いた方が良かったと思っています。
今持ってる服は、異性用もしくは男女兼用とされているものが半分以上です。
服自体が好きなので女装はするけどやっぱり男装のが楽です。
夏場は毎日男装で過ごしたいけど、定期的に女装しないと化粧の技術や女装する時のコンディションがどんどん落ちていくので、女装したくなる状況を作って定期的に女装しています。
僕の場合、女性が多いと女装が楽しくなるのでそういう環境を作って自然と定期的に出来るようにしています。
ただ暑い日が続くと、マスクとブラジャーのコンボは肺への負担が辛い。
外見、内面ともに、「男らしく」「女らしく」をおそらく褒め言葉として言われることがかなり苦痛な方です。
本人はおそらくプラスの意味で使っているのだろうけど僕にとっては人格や人間性を否定されているように感じてます。
カミングアウトしている人にも言われるので、悪気はないんだろうけど傷つけられたことは忘れない方です。
LGBTQ+は人によって感じ方が違うので一つのケースとして参考になればいいと思っています。
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